人名などの固有名詞が出版された本とは違っていることがありますが、よい子は気にしないように。
ハリーは家の芝生の上に寝転んでいた。窓からバーノンおじさんが新聞を読む声が聞こえてくる。
ハーマイオニーやロン、シリウスからの連絡はあるが、一向に迎えに来てくれる気配が無い。何か計画しているらしいが、それが何かを教えてくれない。
ダドリーはボクシングのチャンピオンになっている。帰ってきたダドリーがハリーを見つけ、ハリーの寝言をからかっていると、ハリーは杖で対抗しようとした。
突然、ハリーとダドリーのまわりが真っ暗になり、2体のディメンターがおそってきた。ハリーは杖でなんかと撃退したが、ダドリーがやられてしまった。
元の世界に戻ると、そこには隣人のコウモリに似ているフィグ婦人が現れた。実はフィグ婦人はダンブルドア校長から頼まれて、密かにハリーを見守っていてくれたのであった。ハリーがいろいろ聞きたいことがあったが、あっという間に去っていってしまった。
ハリーがダドリーを連れての家に戻ると、おじさんやおばさんが、ダドリーの様子にあわてて介抱する。ダドリーが怒ったことを話そうとして、ハリーが原因だと言っているうちに、突然フクロウが手紙と届けてきた。手紙は魔法省からで、ハリーがマグルの前で魔法を使ったとして、ホグワーツ魔法学校から放校、杖も破壊されると書いてあった。
呆然として逃げ出そうと考えるハリーの前に、またフクロウが手紙を持ってきた。2通目の手紙にはアーサー・ウェズリーからで、ダンブルドア校長が魔法省にかけあっているので、その家にとどまれと書いてあった。
少し落ち着いてハリーがダドリーにディメンターが死のキスをしたと話すと、突然ペチュニアおばさんがディメンターについて聞いたことを思い出した。なぜ、ペチュニアおばさんが知っているのか。
またフクロウがやってきた。今度は魔法省からで、杖の破壊は8月12日の懲戒日まで延期し、ホグワーツからの追放もその日に決まると言う。とりあえずそれまでになんとかしなくては。
次のフクロウ(まただ)はシリウスからで、アーサーに連絡したので、家を出ないようにと言ってきた。
ディメンターがヴォルデモート卿に送り込まれたのではないかと言うと、バーノンおじさんはハリーに家を出ていけと言う。でもシリウスたちからは家を出ないように言われているし、ハリーが困っていると5匹目のフクロウがやってきてペチュニアオバサンに手紙を落としていった。手紙はおばさん宛で、「私の最後を忘れないで、ペチュニア」と叫んで、燃えてしまった。そうしたらおばさんはおじさんの反対を押し切って、ハリーに家にいなさいと言ってのけるのであった。
「Well, it's no good crying over spilled potion.」これは日本語ではどう訳されるんだろう。「覆水盆に返らず」ではあまりに芸が無かろう。
ハリーはシリウス、ロン、ハーマイオニーにデメンターに襲われて、学校を放校になりそうだし、家を追い出されたらどうしようと手紙を送った。ヘドウィグに返事をもらわないと返ってくるなと言って。次の日には手紙が返ってくると期待して寝てしまった。しかし返事はこず、次の日にはずっと部屋にこもっていた。食事は3年前に付けられた猫の出入り口からおばさんが差し入れてくれた。
ヘドウィグが出発して4日目。おじさんたちはハリー一人を残して出かけていった。おじさんたちが出かけてすぐ、キッチンのほうで音がした。泥棒かと脅えていると、ハリーの部屋の鍵が空いたので、出て見ると、ムーディ先生の他数人の魔法使いたちがいた。ハリーを迎えに来たのだ。ハリーの荷物やヘドウィグのおりを持ってもらって、箒に乗って出かけることになった。魔法使いたちはハリーを守ってまわりをかこんで飛んでいる。凍えるような空の上を飛んで、一見の隠れ家につく。そこには「不死鳥の騎士団の本拠地はロンドン・グリマードプレース12番地で見つかるだろう」と書いてあった。
以上